Contributed By: Dakota Science Center
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いくつかの簡単な命令 (コマンド) と想像力を活用して、「有害廃棄物」を探して捨てる「ロボット」のプログラムを作ってみましょう。
お友達
プログラム・カード -「左に曲がれ」、「右に曲がれ」、「1 コマ前へ」、
「1 コマ後ろに下がれ」、「拾え」、「下ろせ」、「10 コマ前へ」、
「10 コマ後ろに下がれ」と書いたコマンド・カードを作ります。
10 x 10 の網目のシミュレーション・エリア
「有害廃棄物」の役をする物
「格納容器」の役をする物
(1) シミュレーション・エリアに網目を書きます
。長さ 10 歩、幅 10 歩のシミュレーション・エリアを床に作ります。糸と
ガム・テープを使い、1 コマ 1 歩の 10 × 10 コマの網目を作ります。
(2) 網目の別々の場所に有害廃棄物と格納容器を置きます。
(3) 状況を判断します。網目に入らずに、有毒廃棄物と格納容器がどこに置
かれているかを見ましょう。
(4) 廃棄物を収容する (有害廃棄物を格納容器の中に移す) ために必要なステップを考え、話し合います。
(5) プログラマーの役割を果たします。
コマンド・カードを使って、廃棄物を安全に収容するロボットのプログラムを作ります。
(6) プログラムをテストします。
お友達かあなたのどちらかがシミュレーション・エリアでロボットの役をし、
もう 1 人がプログラムを読みます。
ロボットは、与えられた命令に従うことしかできません。
(7) 必要に応じて、プログラムを修正し、バグを取り除きます
(プログラムがうまく働くようにコマンド・カードを並べ替えます)。
(8) コマンド・カードを 1 セット取り除きます
(たとえば、「右に曲がれ」カード全部および/または「1 コマ前へ」カード全部を取り除きます)。
これでも廃棄物を収容できるでしょうか ?
(9) シミュレーション・エリア内の廃棄物と格納容器の位置を変えます。
今度は、避けなければならない障害物を加えます。
正確な命令を作ることは、思うほど簡単ではありません !
プログラマーは、個々の細かい情報を考え、順にどのようなことがらが起きるべきかを判断しながら
コンピューター・プログラムを作らなければならないのです。
機械は人間ではありませんから、
伝えられた内容をそのまま行うことしかできません。
ロボットになって、プログラマーに言われたことだけを行うのは大変だったでしょう ?
(1) 10 x 10 の網目のシミュレーション・エリアを作る広さがない場合は、
網目の数を減らし、小さくしたエリアに合うようにコマンド・カードを作り直しましょう
(たとえば、「10 コマ前へ」の代わりに「5 コマ前へ」または「3 コマ前へ」などとします)。
(2) シミュレーション・エリア内のどこに廃棄物が置かれているかわからない場合のプログラム作りに挑戦させましょう。
上に使ったもののほかにどのようなコマンドが必要でしょうか ?
(3) さっき除いたもののほかにどのコマンド・カードを使わなくても廃棄物を収容できるか考えさせましょう?